7対1看護の病院が増えているのに、看護師の負担が減らない現実。家族がいない老老介護などで、看護以外に手のかかる患者さんが多すぎる。

最近は、患者さん7人に対して看護師が1人という看護体制をする病院が増えていますよね。
患者さんの介護を充実させて、看護師の負担を軽減する為に、このような体制が取られているんです。
7対1看護の病院が増えているという事は、看護師の負担が減ったんではないか、というイメージがありますよね。
でも、実は、全く負担が減っていない状態なんですよね。
むしろ、この看護体制を取ったとしても、看護師の負担は年々増加しているかもしれませんね。

 

この状態というのは、高齢化社会が大きく関係しているんですよね。
介護施設というのはいろいろな種類がありますが、それぞれ入所する条件というのがあるんです。
それに、高齢者が増えている事で、どの介護施設も一杯の状態なんですよね。
だから、施設に入所する事ができない、でも、在宅に戻っても、介護してくれる家族がいない、という高齢者の方が、
病院には沢山入院しているんです。
退院する事ができずに、多くの方が長期に渡って入院をしているんですよね。
そのような患者さんは、認知症が進んでいる方が多く、ケアも大変です。
夜間の徘徊や、暴言、不潔行動、転倒、暴力など、とにかく1日中目を離す事が出来ません。
そのような患者さんが沢山いたのでは、いくら充分な人数が確保されていても、業務は楽にはなりません。
在宅に戻っても、老老介護の家庭であれば、とても介護する事はできませんよね。

 

病院に、介護士やヘルパー、看護助手が増えてくれれば、看護師の負担はかなり軽減されると思うんですよね。
そうすれば、看護師は看護の業務に専念する事ができると思うんです。
今後、高齢化社会が進む事を考えると、少しでも早いウチに業務を改善する必要があると思いますよね。